日本のバイヤーがスコットランドのファッションとテキスタイルを愛する理由
09/03/2021
Hirofumi Kurino of United Arrows
‘ひとがひとらしく生きる’ためには、
食べ物と安全な居場所の確保と等しく、
心を豊かにしてくれる音楽や芸術、そして美しい服もまた必要なもの。
世界が感染症や政治的対立、そして経済の混乱に揺れるなか、
ひとりひとりが自分らしく、尊厳を持ち、前を向いて生きる為に必要なもの,
それは優れた品質を持ち、心を豊かにしてくれるもの。
スコットランドで生まれ育ったプロダクツが持つ‘品質’や‘時代を超えた美’は
ひとの心を豊かにしてくれ、明日を生きる勇気を与えてくれるものです。
Yoshi Watanabe of Watanabe & Co
春らしい日差しが増えてきたが朝晩はまだ寒い、明日は何を着ようか。
薄手のカシミヤカーディガンの上に綿のコートを羽織ろうか。
それともツイードジャケットを着られるのはこの冬最後になりそうだから、タータンチェックのマフラーとのコーディネイトするのはどうだろう。
気が付くと選んだモノはスコットランド製が多い。
まず天然素材が体にしっくりくる。
色合いは落ち着いたコーディネイトもできるし、少し主張することもできる。
しかも全体がシックにまとまるのも嬉しい。
やはりスコットランド製のモノは安心できる。
家の中には他にも色々あるのに気づく。
朝食のサンドウィッチに使うスモークサーモン、紅茶にはショートブレッドが合う、寝る前にはスコッチウイスキーの香りでリラックスできるのも良い。
スコットランドのモノは一緒にいてとても心地が良いのだ。
良いモノは本当に長持ちするし、飽きることがない。
何故だろう、スコットランドの人たちの自然を愛する気持ちやその厳しい自然の中でお互いに助け合う仲間や家族への想い、モノを丁寧に作り大切に長く使う、そうした価値観に私たち日本人も共感や親近感を持ってきたのかも知れない。
これからも新しい出会いがある事を楽しみにしている。
Yuji Ichinosey of Ships
日本から見たスコットランドのイメージは、やはり 草原、海やゴルフ場。フィッシャーマンや 農家が着る服。
固めではありながら そのに伝わる文化が伺われます。
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